インプットはたくさんしているはずなのに、仕事に活かせている手応えがしない人のための処方本2冊

こんにちは、ももこ(@sasakuremomoko)です。

 

大学に入り企業でバイトをしたころから、卒業し、会社で働きはじめ現在にいたるまでずーっと「自分は考えに深みがない」と思っておりました。

 

具体的には「インプットはたくさんしているはずなのに、仕事に活かせている感じがしない」と。

 

そんな症状へ処方箋のような本を2冊読みました。血肉としたいので、ブログにアウトプットしたいと思います。

 

目次

 

読んだのは「具体と抽象」「メモの魔力」

 

この本を選んだ理由

「考えに深みがないのは、インプットにかけた時間や知識量が問題なのではなく、今の前にあること(具体)にしか思考をめぐらしていないからでは?」

という仮説があったから。

 

この2冊を選んで、この仮説は確信にかわりましたね。「具体を抽象というフィルターを通すことで、考えは深まり、応用可能な知識が得られる」ってことを。もっと早く知りたかったよね。もう社会人5年目だよ。

 

ということで、中身に入っていきたいと思います。

 

 

抽象ってなに?

まず抽象(化)とはなんでしょう?

具体的な例からだすと、数や言葉も抽象化の産物です。

言葉と数を生み出すのに必要なのが、「複数のものをまとめて、一つのものとして扱う」という「抽象化」です。

引用:細谷 功「具体と抽象」

数と言葉を成立させるためには、「『まとめて同じ』と考える」ことが不可欠です。

まず数に関してですが、リンゴ三個も犬三匹も松の木三本も本三冊も、「まとめて同じ」と考えることから「三」という数が成立しています。

引用:細谷 功「具体と抽象」

 

つまり、一言で表現すると

「枝葉を切り捨てて幹を見ること」といえます。文字どおり、「特徴を抽出する」ということです。

要は、さまざまな特徴や属性を持つ現実の事象のなかから、他のものと共通の特徴を抜き出して、ひとまとめにして扱うということです。

引用:細谷 功「具体と抽象」

 

 

抽象化すると、どんな良いことがあるの?

最大のメリットは

それは、複数のものを共通の特徴を以てグルーピングして「同じ」と見なすことで、一つの事象における学びを他の場面でも適用することが可能になること

引用:細谷 功「具体と抽象」

 

そうそう、これができていないんだ。

新卒で入社したコンサル時代によく「具体と抽象をいったりきたりして提案書つくれ」といわれてましたね…。

「言ってることはわかるけど、いざ手を動かすとわ、わからない(わかってない)」って感じでした。

 

メリットを享受する上でもうひとつ大事なポイントがこちら。

  • 「(まっとうな)上司の言っていることがイマイチわからない、言っていることがコロコロ変わる」と感じている社会人の方
  • 目的と手段がごっちゃになっちゃう人

必見です…!

何が具体で何が抽象かというのは、絶対的なものではなく、お互いの関係性で成り立つものです。

つまり、「具体と抽象」という言葉自体が「相対的な関係性」を示す概念であって、絶対的な具体性や絶対的な抽象性があるわけではありません。

引用:細谷 功「具体と抽象」

 

たとえば、こんなことありますよね。

上司A「B君、この前コメントした会議の案内、まだ直ってないみたいだけど……」  

部下B「ああ、あれですね。一部コメントの意味がわからなかったんで、そのままになっているんですけど」  

上司A「たとえば、どこ?」  

部下B「『会議の目的を記載すること』っていうコメントです。目的は記入したつもりだったんですけど……」  

上司A「『開発仕様書をレビューする』って、これは目的かな?」  

部下B「そのつもりなんですが……」  

上司A「それはあくまでも手段じゃないの?」  

部下B「だって、開発部長がそろう今度の会議では、それが目的じゃなかったんですか??」

引用:細谷 功「具体と抽象」

 

なんでこんなことが起こるんでしょう?

手段と目的の関係も、すべて相対的なものです。

目的一つに対して手段は複数という形で階層が成立しますが、目的にはつねに、さらに抽象度の高い「上位目的」が存在します。  

ここでは、「レビューすること」自身が目的だと考える部下Bさんに対して、たとえば「投資の意思決定をするため」とさらに上位目的で考える上司Aさんはそれが単なる手段の一つにすぎないととらえます。  

このように、「抽象度の低い」目的と(抽象度の高い)「上位目的」の関係は、普段どこを見ているかによって変わって見えるということです。  

このようなズレや行き違いが出るのは、「具体か抽象か」の尺度が相対的なものであるからです。
引用:細谷 功「具体と抽象」

上司Aとしても、部下Bとしても、どっちもわかりみが深い……!!!

 

しつこいけどこんなパターンも。

前日に「A社に行ってくれ」と言った上司が翌日になって、「やっぱりB社だ」と「急に」言い出したら、具体レベルでしか発言をとらえていない部下だと、「まったくうちの上司はコロコロ言うことが変わって困る……」という反応になります。  

しかし実際は「心変わり」ではなく、その上司の方針が一貫していることによって起こっている可能性があります。

「重要顧客のフォローが甘くなって満足度が下がっているので、その対策をしたい」とその上司が考え、つねに最善の対応を考えていたら、状況の変化によって対応策が変わるのは当然でしょう。
引用:細谷 功「具体と抽象」

 

ということで、抽象と具体というメガネを持っていることで、

  • 仕事には階層があり
  • 抽象レベルの高い上流の仕事(企画)と具体レベルの高い下流の仕事(実行)では、必要な価値観やスキルは異なる

これらがわかることが抽象の2つ目のメリット。

 

 

で、結局抽象化ってどうやって身につけるのか?

こちらについては、「メモの魔力」を題材に加筆します!今日はここまで!