【日記】モノに思い入れはあるけど、思い出は宿らせない。

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この三日間でゴミ袋5袋分のモノを捨てた。
発端はマレーシア国内での引っ越し。


現地の会社でパッキング込みのプランを
夫が契約してきた。


海外での引っ越しを経験したことがないので
無性に心配になった。


お皿は割れないように
ちゃんとつつんでくれるのか
貴重品は手持ちにいれるとしても
それでも何か盗まれたりしないのか。


開封したとき片付けやすいように
収納してある場所別に
段ボールにいれてくれのか。


ここは日本ではないし
なるようにしかならないと思っても
そわそわした。


気持ちを落ち着けるために
出来そうなことをノートに書きつけたとき
唯一出てきたのが
モノ自体を少なくすることだった。


モノが少なければ
管理する手間も少なくなるし
目も届きやすい。


大きなゴミ袋を引きずりながら
15分間を1セットとして
捨てるものを探した。

(やり方はのこの本の3章に
書いてることにならった)


最初の方に何を捨てたかは
もう全く思い出せない。


簡単に捨てられるものなんて
本当にそんなもんなんだな。


15分間で20個以上捨て
それが3セットくらい続いた。


だんだんとゴミ袋に
モノをいれるスピードが遅くなる。


あいだあいだで仕事をしたり
日をまたいだりして
休みながら捨てるものを探す。


ある日には布団の中
今にも寝そうなぼんやりした頭の中で
「あ、あれは捨てられるな」
ともやっと浮かんでそのまま寝落ちして
朝一番にそれを捨てたりした。


日本から持ってきたワイングラス2つ。


夫はワインを飲まないけど1つだと
堂々と「ひとりで飲みます」
と宣言してるみたいだったから
一応2つ持ってきた。


実際使うのは私だけだったし
家飲みなら、いつものグラスでもいい。


大田区の大森で一人暮らしをしているとき
買った無印良品の木のおぼん。


家主さんが知り合いで
家具家電も食器もあって
生活に必要なものは一式そろっていたけど
初めての一人暮らしで
(それまではシェアハウスに住んでいた)
その時買ったアイテムだから
感慨深さがある。


その後は夫と同棲していた
押上時代にも使っていた。


今の家も引っ越し先も
キッチンとダイニングテーブルは目の先。


マレーシアにきて使ったことはなかった。


そうそう、大森時代に新橋駅の
JRから都営浅草線の乗り換え途中にある
ファッション街で買った
ワンピースも捨てた。


その頃年上の好きな人がいて
大人っぽくてでもリラックスした
(大人の余裕的な)
自分でありたくて買った
ジャージ素材だけど形がキレイな
グレーのワンピース。


結局好きな人の前では着る機会がなかった。



友人と六本木ヒルズで行われていた
ガウディと井上雄彦展に行ったときに着て
帰りにドラえもんと写真を撮ったことだけが
このワンピースの記憶。


結局好きな人にはこっぴどく振られたし
このワンピースを見ると
もう悲しさはないけれど
その頃のことを思い出す。


アラサーで独身で彼氏もいない心許なさ。


1人で暮らして頑張って働いて
失恋で死にそうになりながら
フレッシュできらきらした表参道を歩いた。
(その頃職場があった)


そんなことを思い出しながらも
バンバン捨てた。


モノに思い入れはあっても
思い出は宿らせない。


昔のことを思い出したながら捨てたから
矛盾があるようだけどそんなことを思った。


モノと一緒で思い出も軽くしたり
入れ替えたりしないと身体が重くなる。


海外に暮らしていると
無意識に入ってくるものがたくさんある。
思い出はどんどんアップデートしたい。


人生は軽やかに。


そんな異国での引っ越し前夜。



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【はじめに】マレーシア駐在妻編

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